揖斐川のハゼ釣り

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台風21号が通り過ぎた10月28日、天候は秋晴れで穏やかな天候(気温日中22度)の予報でしたので、毎年この時期には、いつもの釣り場にハゼ釣りに出かけます。

29年は今回で2回目となります。

場所は三重県桑名市揖斐川です。ここから見える写真の河口は揖斐川長良川の合流河川です。

左側は湾岸自動車道が名古屋方面に向かって通っています。正面が見えるのが長島町のレジャーランドです。有名な?ホワイトサイクロン(ジェットコースター)などがあり、高いところから滑り落ちるスリル感があるそうで、ここからだと少し遠いですがそれでも歓声が聞こえてきます。

ホワイトサイクロンは、30年1月28日で終了し、来年リニューアルするそうです。

さて、今日は水面は波もなく釣り日和。仕掛けは0号竿5.4m、8号丸オモリ(中し)、その下にクッションゴムとオモリ止め、小粒ヨリモドシ、ハリス1号40cm、9号針をセッティング、エサはイシゴカイを使用、1パイ470円で1日充分な量です。写真のように7~8mほど投げて底釣りでアタリを待ちます。底の状態は砂地ですのでほとんど根がかりはありません。

堤防の先は、伊勢湾の海水と川の水潮の混ざり合った汽水域ですのでセイゴやマダカ、コチ、クロダイやカイズ、キビレが釣れます。他にボラ、ヒイラギなどが生息しています。

また、この辺りはハマグリや蜆の水産業が盛んで、多くの魚船が漁を行っています。

その手は桑名の焼はまぐり は聞いたことがありますか。

伊勢湾です。視界の良いときは、セントレア空港や神島が見えます。

河川堤防での釣りでは、夏から秋にかけて、探り歩き釣りでのカニ餌の脈釣りでチヌを狙っている釣り人がいつもいます。型は30~40cm程度です。堤防に居ついている小型のカニがメインの餌です。エサは簡単に取れます。(取り方はプロフイールを参照)

秋の9月から11月にかけて、この写真から見えるケンチブロックの上から(看板があるところが平面)一人2本以上の投げ竿を使用して、わたくしの釣果のそれ以上のセイゴからフッコ,スズキを狙って、投げ竿が乱立します。

仕掛けはこの地方独特の名古屋テンビンを使用しての遠投釣りが主流となっています。

 

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釣りの事故

釣りは危険が伴います。

川釣りでは、深みにはまってしまい、体の自由が効かないまま急流や水量でどんどんと下流に流されてしまいがち。そして下流の浅瀬に流れ着いたりあるいは救助されたりして一安心。

奥深い山に立ち入っての渓流釣り。岩場で足が滑って怪我をします。助けを呼ぼうにも圏外で電波届かず通信遮断の場所もありますよね。

磯釣りも、波止での釣りも同じと思います。

さて、

* 29年1月三重県宿田曽堤防釣り。ライフジャケット持っていたが着用されておらず

  転落事故。

* 26年10月尾鷲湾行野浦の磯釣り。一人で渡った釣り人を迎えに行ったところ、磯

  上に道具などがおいてあり付近を捜したが行方不明。ライフジャケットを着用さ

  れていたにも関わらず後日見つかる。

 磯での転落事故

1.磯に着いたら周りの地形を把握する。海に落ちたらどこから這い上がれる箇所か

  を把握しておく。

2.ライフジャケットは必ず身に着ける。この2点が一番重要。

 

* 平成14年1月26日 二木島 水たれの磯で海に転落。(実体験)

  水たれの磯 概略説明

  三重県二木島町 通称全体を称してオベラ磯という。磯の東側半分をオベラ磯、

  西側半分を水タレ磯と呼んでいる。山の岩が20mほど垂直に落ち込んでおり、上

  から水が流れていることから付いた名前。柱状節理の岩で構成され、隣の楯ヶ埼

  よりも規模が広大で景色が良い。海はその陸上の構成と同様に岸から垂直にどん

  深で25Mから30Mの深さ(イシダイリールのタナセンサーで確認)。シモリやハ

  エ根はほとんど無いが、潮通しがよくイシダイ、尾長ぐれ、最近はルアーマンが

  シマアジ、ハマチ、シイラ、カツオ等の青物を狙っているのを目にする。冬は北

  西の風に強く暖かい。

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 (注意)写真のように、磯にあたるサラシが強い場合、フカセ釣りはできません。

 釣りが可能かは、国道311号線の楯ケ埼駐車場から少し梶賀寄りに

 ⒑mほど歩き、道路の上から磯のサラシの状態を見ることができます。

写真のGのサラシの状態です。Gの磯のサラシが大きい場合は、全体に大

荒れの状態ですので釣りは無理です。

 

  当日、水たれの磯で寒グレをと思い、歩いて磯へ向かいました。約1時

間ほどで到着。広大な磯ですのでどこが良いかポイントを決めるため、オ

ベラ磯場の東側から西方向に歩き進み、やや高台を越した先が、唯一沈み

根がある水タレ磯です。 

  水タレ磯の先に進み、その広大な磯の中間あたりの先の足場の良い場

所に決定しました。写真のDとCの中間、やや右のD寄り側、出っ張り磯

が今回の釣座自分の目の前にある斜め勾配の磯きわを渡り切れば到着とな

ります。

  渡り始めたとき、静かだった海。気づかなかったが突然うねりが駆け上がってきました。危ないと思った瞬間左手に持っていた竿ケースを離し

てしまいました。

  磯際の近くに浮いています。取れそうも無いのに左手を伸ばしまし

た。右手は磯の割れ目に手をかけていましたが、次のうねりが来たとき、

地に着いている足が

  波の力で浮きあがってしまい、引き波に体ごと海にもっていかれました。

  ライフジャケットは最初から装着していましたので、肩から上は海に

浮いています。D表示-奥(サラシが二股になっている箇所)

  当時の水温は14°、海の状況は比較的穏やかでした。肌に感じる海水は

やや暖かさが感じられます(お風呂の湯が冷めた感じ)。防寒着の中やス

パイクブーツに水が入ってきます。水が入ったスパイクブーツは重たくて

自由が効きません。海の中でただもがいているだけです。この状況のな

か、人間の本能として体 (目も)は陸側に向くことがわかりました。また

傍に竿ケースがフアフアと浮いていましたので、少しは助けになるだろう

と思い掴みました。

  なすすべもない・・・・・だめだな・・・・・命が・・・・・ああ死ぬんだな

  と一瞬の言葉が脳裏にうかびました。浮かんでいた時間は分かりませ

んけど、おおよそ3~4分だったと思っています。磯際から5Mぐらい離れて

いました。

  救命胴衣を以前購入したときの説明書では、4~5時間浮力のあるもの

でしたが浮力材を1.5~2.0倍に補強してありますので浮力に関しては大丈

夫だと思っている。

  次のうねりが来るまでは、静かな海の状態が3~4分ほど続いていた。

  そう思っていたところ、突然うねりが、グ グゥ グーーとものすご

い圧力で背中を押し上げ、私はあっという間に磯にほうり上げられ、気が

ついたら、最初いた磯の上にすとんと立っていました。奇跡的に近い。

  足元を海水がいきよいよく流れ落ちていきます。また次の波にさらわ

れてはいけないと思い、すぐ⒑歩ほど上に登り、安全な場所に移動し、助

かったんだなと

  安堵。

  全身ずぶぬれ。冬の朝6時ごろですので、寒くて寒くて我慢できませ

ん。着ている ものを全て脱ぎ、素っ裸になった状態で震えながら手で絞り

再度濡れた服を着まし た。着るときの冷たさは我慢できませんが体温が下

がってはいけないと思い、再び着用するしか仕方がありません。

  振り返って海を見てみると、その後からは何事もなかったようにいつ

もの穏やかな状態の海でした。

  海を侮ってはいけないという気持ちを思い知らされた1日でした。

 

  その後、どうしたかと言いますと、何度もくしゃみをしながら 7時頃

から11時まで濡れた服のまま釣りをしていました。いつもは午後2時頃ま

で釣りをしていますが、気持ちが失せてしまって早帰りです。

  助かった命と引き換えに釣果は0でした。

  今日はそれで良かったんだ。当然

  当日30人程が竿を出せる磯には私1人だけでした。

  

  何かが私を、命を守ってくれたんだろう。感謝しきれないほどの気持ち。 

  まだまだあなたを死なせるわけにはいかないんだと海の声がつぶやいているようにも感じられました。

  

  4日後、14年1月30日、尾鷲市九鬼磯 渡船利用 16人の釣り人、最奥部の尾鷲

  渡船区域境界に近い俵磯にて釣り。

  12日後、14年2月11日、二木島磯 歩き 前々回の事故のあった水たれにて釣

  り。

  その釣行の際、そこで立ち止まり,検証しました。少し上のルートを通っていれ

  ば事故は防げたのに。なぜ海側の低い所を通ったのだろう。

  一発波は何度か経験しているものの、その波が原因だとは思ってはいけない。

  たぶん大丈夫だと海を甘く見た結果だろう。反省点だ。       

 

* 2回目の事故 平成9年9月、早田港からカゲ地に行く途中のアカオジ磯付近で、こ

  れもトラバース中に海に落ちましたが足が沈み岩の上にあり、かつ這い上がる箇

  所がありました。全身ずぶ濡れ。 

       場所替わりをすることに決め 近くにある早田磯のロープ磯にて釣り再開。

* 3回目の事故 平成20年1月、磯釣りで渡船を利用。場所替わりで渡船に飛び

  移るとき同時に横波に船が横に揺らされて足が宙に浮き踏み外して海へ 船備え

  付けのハシゴで登る。全身ずぶ濡れ。そのまま港に寄港。船長の奥さんと娘さん

  が心配して着替えを貸していただきました。即帰宅

 

  この事故を踏まえ最後に分かったこと。足が宙に浮いていたら人間の腕力だけで

  はまず這い上がれない。足の下に踏み台の岩があるところ(沈み岩)、這い上がれる  

  スロープがあるかけ上がり箇所を、釣りを始める前にまず先に調べておくこと。

 

  ライフジャケットの浮力を一度確認する。(海水浴やプール・川等で調べておく)

  

 参考になれば少しは役にたつかも。お互い気を付けましょう 

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロフィール

自己紹介

三重県在住 昭和生まれ

趣味 釣りは川釣り(シラハエを主)、海釣りは磯釣り  (上物はグレ<メジナ>          

   底物はイシダイ) 、山登り(トレッキング)、自然鑑賞、ドライブ旅行

釣り竿 イシダイ竿   NF16-H5.8m4本継(グラス)NET(年代物のため、ガイド を全て取り替え締め直し。愛着ある1竿で大切にしている。)

 ギガバーサス遠投5.4m4本継(カーボン)がまかつ

リール      シマノタナトルイシダイ、オリンピックファイター340、380

    グレ竿    0号、1号各1本、1.5号2本、1.75号 1本、2号 2本、       

           3号 2本

           全(5.4m)振り出し 2本のうち1本はがまかつ 。1.5 

           号1本、           

              1.75号 1本はぐれ競技スペシャルⅡ(5.3m)

                                   各1本鷹島(カーボン)0号も同   

                   1.5号(6.3m) 振り出し szm(カーボン)

     リール   シマノナビ3000、ダイワリーガルZ2500    

     たも柄   4.5m、5.0m、6.3m各1本

 

 田園風景が広がり、自然がいっぱいの田舎で育ちました。遊びといっても近所の友とミニ野球や馬跳び(数人が馬の背中のように縦に組んだ背中に飛び乗る)、カン蹴りかくれんぼ等で、子供の頃の趣味といえば、魚釣り以外あまりなかった。まず学校から帰ると夕方まで近くの小川溜池(農業池)でシラハエ、フナ、鯰、毛蟹日本亀などの釣りに出かけていました。竿は竹やぶの竹を切って使い、餌はミミズが主で、冬が近づくにつれ、アザミの枯れた花の中にいる虫を使っての釣りです。どんな魚でも釣れれば楽しいものですが、つれない時は悔しくなり、腹いせにその場所に石を投げ入れて満足し家に帰ったことが幾度とありました。夏は大きな川で水泳(当時小学校プールなし)するものの、泳ぐだけでは面白くなく、川の中に潜りながら遡上するアユ自作の引っ掛け針で挑戦するものの失敗ばかりの川遊びでしたが今となってはい良い思い出です。

中学生から高校生の頃は、魚釣りばかりしていると近所の人から思われるのが嫌でまじめらしさを通していました。

高校卒業後、大学は、東京世田谷区下北沢下宿していたこときに、なんのきっけか思い出せませんが、多分新聞本屋の釣雑誌で、伊豆七島が紹介され、すばらしい景観海岸掲載されており、釣りもでき、大型の魚が沢山釣れる記事が書いてありました。

じゃあ一度行ってみたいなということで、竹芝桟橋から船中泊まりの一泊二日の釣行で伊豆大島で降りてみたものの右も左も解らず、港の釣具屋さんで、今日風向きがどうだかこうだかで説明されるもの理解できず、昼には港に戻らなければならず、紹介されたのが近くの赤島(岩)という磯が良いということで、港から島内巡回バスで磯近くのバス停まで行き、そこから磯目指して降りていきました。約10分ぐらいで着き、そこで釣り経験したのがわたし磯釣りの始まりです。

着いたときにチェックしておいた帰りのバス時間に余裕をもってバス停で待っていてもバスが来なくてだんだん心配になってきました。船の出発時間に間に合いそうもなく港まで歩くにしても時間がなくバス時刻表を信じて待っていましたら、1台の車が止まってくれました。何しているの、バスを待っていますバス来ないよ、時刻表に書いてあります今日は来ないよ、そうなんですか、どこまで行くの、港まで、間に合うと思うけど乗せていってあげるよ。車中での会話は私の身辺調査でした。どこから東京、どこに住んでいるの、渋谷の近くの下北沢仕事は、大学生、魚は釣れたのかなど話していると15分ぐらいで港に着き、一安心、丁寧にお礼を言って別れました。

帰るときデッキから海を眺めていると、海の色は紺碧の濃紺の色、黒紺(表現が難しい)。今まで見たことがなかった色、これが黒潮本流の本来の色、海水の色なんだなあ。地球の命の賜物、自然の偉大さを垣間見ました。

その後、三宅島八丈島の他に伊豆下田(横根)の沖磯を経験しました。伊豆下田では、マキエを撒きますと緑黒い色の魚がマキエに群がり、あたり一面の海面が盛り上がるような状態です。このときがグレとの初対面となります。刺し餌はや湖産エビ(当時はオキアミがありません)が合わないのか原因は分かりません。

当時は撒き餌はイワシのミンチ、付けエサは湖産エビが主流でした。

房総半島外房の御宿<月の砂漠をはーるばると♪♪~で有名ラクダ>での渚釣り(クロダイ釣り)や八丈島の底釣り(ハタ釣り)は、ザリガニをつけ餌にしました。田や川に生息しているエビカニ?(ザリガニです)は今でもイシダイの餌として、ザリガニや磯カニをよく持参します。特にクロダイの投げ釣りは、ボケの餌でしようが、私はザリガニを使用します。小ぶりのものはそのまま使用し、大きめのはしっぽの身のみを使用します。磯カニもたくさん取れます。餌代は無料。(カニの場合、取り方は網目の中に魚を1匹入れてテトラの水面辺りにひもを付けて網にへばりついているカニを一網打尽。)

卒業後、三重にはすばらしい磯がたくさんあることを知りました。郷里での磯釣りは、最初 志摩の相賀浦近くの黒崎磯と島勝の見張り下磯の釣行で猛勉強。他の釣り人の仕掛けを横目で盗み、真似をしながら自分なりの基礎を築いていきました。今でも試行錯誤のなか、時々土日を利用し、深夜家から車で23号線42号線を通り島勝から、紀伊長島、海野、尾鷲、九鬼、早田、三木里、二木島、熊野までの県内遠征磯釣りのドハマリとなり、今も続いております。

釣行日記は毎回ノートに書いています。今では大学ノート4冊目となります。釣行前に行く場所の磯概の概要状況、仕掛けなどを記録しておくととても便利です。

地磯紹介(九鬼磯)

九鬼の地磯を紹介しましょう。
歩いていける範囲内の磯ですが磯の雰囲気は充分です。ゴロタ浜のような磯ではありません。紹介します。
1ケ所はカゲ磯です。ここの磯にいく方法は2通りあります。まず、早田港を起点に、漁港内を通り進み、(魚網が干してあるので踏まないように気をつけて)先に進みます。行着きますと、そこから細い道がありますので、早田湾内を右手に見ながら山登りです。荷物を背負っていますが、分岐点までの一本道は比較的緩やかな登りで、約30分程で着きます。そこが頂上です。まっすぐに進むと、早田磯区域のロープ磯に行けます。イシダイ、イガミ釣りを始められる方の練習場だそうです。
頂上に着きますと、少し広くなっており、分岐点の目印に少し大きな石が道の中に埋まっていますので分かると思います。そこから左側の降り道をまっすぐ下りますと海岸に到着ですがそこがカゲ磯ではありません。アカオジです。左側のゴロタ石を歩き着いた先端がカゲ磯です。ここまでで1時間はかかります。
別のルートは、R311から早田港に降りる道の横に、茜の森公園に行く道がありますので、車で公園の駐車場に行けます。
茜の森公園は整備されており、大きな無料駐車場があって車はそこに置けます。春は桜が咲いていて、家族連れがピクニックをしているのを見かけます。5月から6月初めは紫陽花が一面に咲き誇りすごく綺麗です。
駐車場から来た道を少し戻りますと90度に右に曲がる道の付け根が基点です。別の散策道の上がる階段がありますので、10m程上がり左側に人が通れる横道といっても分かり辛いですが、よく確認してもらいますと人が通った雑木、草の踏み後が見てとれます。そこを海沿いに山の中を横に一直線に歩きます。約30分ほどで先端の山の上に着きますが、ここまでの行程は非常に難しいです。道を間違わないように。以前ここまでの途中には木にナイロンテープが巻いてあったり白や黄色のペンキ(ラッカー)で色付された目印があってわかりやすかったですが、今はその目印も色あせています。頂上から見るとカゲ磯ですが一気に磯に下ることになりますので、ロープを持参して30m程をだらだらと降りていきます。やや急勾配の岩肌を下りますのでロープ無しでは絶対降りれません。(勾配は約40度の大きな一枚岩)。私はこのルートを利用しますがあまり人に薦められません。早田港周りの場合は、途中のゴロタの磯が満潮の時に水没してしまいますので干潮のときしか歩けませんので。帰りの6時間後は満潮になって帰れなくなってしまうからです。以前そのコースを利用したときは2時間ほど磯の安全な場所で昼寝をしたことがあります。(帰れないから注意してください)
磯ポイントは、先端と茜の森からマナイタ磯に向かっての4箇所です。どのポイントも竿一本先程に沈み根が点在し、グレの通り道となっています。グレは30㎝ぐらいのを釣っています。

棚は竿一本半以上(約5ヒロ)で根がかりします。磯の状況はとにかく沈み根が多く点在しています。大潮の干潮時には水面下ですが良く見えます。ポイントは沈み根周りを徹底的に攻めます。3月から4月にかけては磯メバル釣りとなり、釣り方は同じような釣り方で魚影は濃いです。

私のメバル釣りは毎年ここの磯から始まります。右隣のアカオジ磯までの湾内全般でメバル釣ができます。どこでも竿出し可能です。

2か所目はマナイタ磯です。上記のカゲ磯は湾の海方向に向いて右側にあり、こちらは左側です。湾の先端には5分ほどで着き、そこから視野が広がりゴロタ石の先に磯が見えます。磯は平たんで足場も良く釣りやすい磯です。マナイタの名前はそこから付いたのでしょうか。ここはイシダイ釣り場として有名になりました。約30分で着きます。上物は前面に3名ほど、右側の角に1名、その横で2名です。潮通しがよくてグレイガミの釣り場として最適です。左側の角は浅く、底が見えるところですが、すぐ先には渡船利用ですがチョンボリ磯があってグレの入れ食いになったことがあります。こちらは浮下1ヒロの固定式で探ります。一度訪れてみてはどうでしょうか。

29.1.12二木島磯釣行

29年1月12日今年最初の二木島釣行です。前日の天気予想では天気は晴れで、寒気が南下しはじめる気圧配置でも気温は低めだが当日は風も無く温かく釣りができました。

二木島 オペラ釣行

水温16.7、波なしのべたなぎ、サラシはたまに有り。満潮6.00、干潮12.00の下げ潮。当日磯は私1人だけの独占状態。いつものポイントが釣り座、ボイル3K、集魚剤は使わないことにしている。このことは集魚剤は梶賀磯では禁止となっていることから個人的に熊野磯でも使わないようにしています。今日の釣り座から左側遠方に神須の鼻、ミヤケがあり釣り客が見えます。右側は広大な水たれ(オベラ)という磯です。余談ですが水たれという磯の右側は海金剛(千畳敷)で有名、水たれ磯と同様多人数が竿を出せます。私がよく釣行するのはこの水たれ磯です。ここはどん深の磯で底物もできます。リール送りで約25M~30mの深さです。ここのオベラポイントで12年7月イシダイ56㎝(サザエ餌)を釣っています。グレは磯際に徹して仕掛けを流しますので尾長グレがヒットします。全磯磯際からほぼ垂直に落ち込んでいてシモリやハエ根はほとんどありません。14年1月ここで尾長グレなのにとにかく胴の長い胴長尾長グレ46センチが釣れました。胴長尾長グレは九州地域で生息しているそうです。黒潮に乗って紀東まで来たのでしょうか。

二木島 池之島釣行

さて今回はウキ下1本、3Bウキ、2B錘、ハリはグレ7号、ハリス2号で行う。

2回のばらしでボーズでした。浮かしてきたところ魚が反転して魚体が白くキラリと光っているのが見えたが水面下1mでははっきりと姿が見えなくて確認できない。尾ひれでぐいぐい横へ走る。リールから道糸が2回程出ていく。グレなら下へもぐるがハマチかヘダイかまたは何だろう、チヌだろうか。2回目は三の字のハリス切れでした。

えさがボロボロか無いのは結局イワシでした。2時で終えて帰宅中夕方6時頃車窓から東の空の地平線上に満月の月がきれいに大きく見えました。明日は東海地方も雪が降るかも。いよいよ水温も下がっていくことだろう。

 二木島区域の池之島という磯です。

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  当日の釣り座は、水タレ磯の写真参照 Fの箇所で釣れました。

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28.12.25磯釣行

28年12月25日今年最後の熊野市二木島釣行です。当日は高気圧が張り出し、天気は晴れ一時的曇り空、気温は13度から15度予定。いつも行っている地磯です。車を楯ケ埼の道路広場に駐車します。約10台程度駐車できます。磯の道路端に停めている方もいますが駐車禁止です。駐車場から道路を歩いて5分で磯の道路上、そこから磯に下り、約40分の行程です。帰りは1時間ほど。途中ロープありそれに足場が悪くいつも慎重にしている。40年以上まえに死亡事故あり。

水温は19.5度、うねり無し、サラシ少々、当日の仕掛けは道糸2.5、ハリス2号、浮止め3ヒロ、2Bうき、2ヒロのハリスにヨリモドシ、ナビG2、針6号。オキアミのボイル3K、集魚剤無し。第1投目で状況をみるとエサ取がいてサシエがボロボロか無い状態。30分たっても同じ状況。今日は大変だな。偏光グラスから見えるのはスズメ鯛かカワハギかな。あとはマキエワークでしのぐしかない。磯際に張り付けながら潮にのせて尾長グレの25センチ、後が続かないなかカワハギの20センチ、1時間ほどして大きな当たり。竿がしなりなかなか姿が見えない。やっとのことで浮かせたらやっぱりサンノジの38センチ。14時に終了し、今日の釣行は終了。駐車場に戻り、15時に携帯ガスコンロでラーメンを作り食事後出発。20時過ぎに無事帰宅。

 

 

 

 

 

 

 

グレの50センチ

ふかせ釣りはすごく楽しいです。これまで何度も磯釣りに出かけているのですが磯に上がっての第一投はいつも緊張します。
写真にも写っていますが、全部自作のウキです。全部で3箱あって約400個ほどあります。釣行の際にはウキを最低でも30個から40個ほど持参します。潮の状況は磯に上がらないと分からないので、F0(0は水面のフラット),F0マイナス(沈みウキ)、G5,Bマイナス,Bプラス、B号と同様に2Bマイナスとプラス、3Bの他に少々大き目のサイズを含めています。
作成の際は損失した号数によって違いますが各号を5個から10個作成します。主に上物釣りに出かけない8月から9月にかけてが多いです。市販のものは10個ほど購入したと記憶していますが、そのウキは今は残っていません。

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これまでにグレの50センチ以上はたったの2匹です。1匹目(11年1月)は、当日は超べたなぎの海面、朝から何のアタリもない、餌取りもいない、当然刺し餌も無傷のままの8時頃に魚のアタリで水面上のウキの周りに波紋ができました。波紋がひろがる様は池などで波の影響を受けないときに生じる波紋と同様に本当にベタ凪で静かな海面でした。そしてウキに波紋があったと同時にウキがすごくゆっくりと30センチほどはいりましたのであわせをし、磯際まで寄せてきたところでふっと軽くなり、バラシました。回収してハリを確認すると、少しかじられような形の刺し餌で、まだ完全な形のオキアミでした。すぐに餌さを交換し、同じところに投入し、仕掛けがなじんだ後又同様のアタリでした。2回目も1回目と同様にウキがジワッとゆっくりと沈んでいくのを目で追って、もうこれでもかと見えなくなるまで待ってからあわせをして寄せてきたら、今度はグレがシモリに張り付き動きません。あせってはいけないと我慢し、糸を張ること数分後ようやく動き出してタモですくうことができました。50.6センチでした。翌日の新聞釣果情報に、「超グレ出た」という見出しまでついていました。尾鷲磯釣り大会の4位でした。3位には2㎜足らなかったです。
2匹目(16年12月)は、磯に上がって準備をし終え、まだ薄暗い中、第1投目。仕掛けを投入し、ウキがどこにあるのかかも分からない状況の中でしたのでリールのストッパーを閉じてフリーにしていなかった。そのため突然竿にガツンというものすごいアタリの衝撃が手元まで伝わりました。
道糸やハリスがよくも切れなかったことが唯一の安堵でした。比較的足場の良い所だったので上手くすくうことができました。
第1投目で52センチ(渡船屋検寸)でその後午後2時までアタリなしでした。同様に新聞に掲載されていました。
どちらも九鬼の磯での釣果です。ちなみに1匹目の磯名は俵、2匹目は内緒ですが本岬に近い磯でして釣り人があまり好んであがらない無名磯です。でも、この磯私にとってグレに関してはボーズ無しです。
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